沖縄から南西に300Km、東京からは実に2000Km離れたところにある、南の楽園・宮古島。
宮古島を中心に3本の橋によって本島とつながっている来間島、下地島、池間島、伊良部島と、フェリーのみで行き来できる大神島から成り立っています。
亜熱帯海洋性気候に属するため、1年を通じて暖かい、まさに南の島!!
近年は外国人観光客の人気も爆発して、プライベートジェットや大型客船もやってくるようになりました。
宮古島の最大の魅力は、旅人たちから「宮古ブルー」と呼ばれる、それはそれはとても美しい、海の輝きにあるでしょう。
エメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズブルー、ロイヤルブルー……いくつもの異なる青を重ねたような宮古の海の美しさ。
天気や干潮、時刻によって表情を変えていくところも魅力です。
島にはたくさんのビーチがあり、雰囲気や特色がそれぞれ少しずつ異なります。
水着を着こんだまま、気ままにドライブして、気になるビーチを見つけたら、すかさずエントリー!!
そんなことをくり返して、自分だけのお気に入りの宮古ブルーを見つけるのも楽しみのひとつです。
中には人気のビーチもありますが、人がうじゃうじゃいて芋洗いになる……なんてことはまず、ありません。
広いビーチをゆったりと心ゆくまで満喫できるのも、宮古島の魅力です。
私のお気に入りビーチはメジャーどころですが、伊良部島の渡口の浜。
伊良部大橋がかかる前は、フェリーで渡るしかなかったので、それはそれは本当にいつもガラガラで、さらっさらの砂が心地良い穴場ビーチでした。
伊良部大橋がかかり、下地島空港の運用が始まって、高級ホテルがどんどん建てられるにつれて、渡口の浜の人気も急上昇。
それもそのはず。誰もがこのビーチの美しさには固唾を飲むしかありません。
そして、お気に入りのナンバーワン・ビーチは宮古島で最もメジャーであり、東洋一のビーチとも名高い、与那覇前浜ビーチ!!
宮古島に旅すると、私は大体このビーチの徒歩圏内に宿を求めて、朝と夕暮れどきは、ひたすらここで泳ぎます。
ぽっかりと波に身体をあずけて、空を眺めていると、心身の内側に溜まったものがキレイさっぱりと流されていくように感じられます。
人気のビーチですが、とても広いので、こんなに美しいのに周囲に誰もいない独占状態になることもしばしば……。
特に朝食の時間帯と、夕食時は無人になる傾向があるので、わたしは食事の時間をずらして、ここで戯れます。
島の西側に位置している前浜ビーチはサンセット・スポットとしても有名ですが、日が暮れる30~40分前から待っていると、それはそれは美しい空と海いっぱいの光の輝きを堪能できるでしょう。
海に浮かびながら、この様子を眺めるのは本当に最高。
この瞬間を味わうために、宮古島への旅をリピートしているような気がします。
ぜひ宮古島で日常の喧騒から遠く離れて、自分だけの宮古ブルーを探してみて下さいね!!