友達の輪 津田るりさん

わたしたちの楽しみでドキドキのチャレンジ「友達の輪」へようこそ!

「普通の毎日を生きる、面白い人たち」をクローズアップして、その生き様をインタビューを通して、ご紹介させていただきます! そして、その人から、また別の方へ……さまざまな個性と魅力に富んだ方々と出会えることを楽しみにしています。

 

第1回目のゲストは津田るりさん!

マーリちゃんと私の共通の友人で「ユニークで面白い」という代名詞がピッタリ。「友達の輪」のトップバッターにふさわしいでしょう!ということでお願いしました。

津田るり

 

真理
真理

お名前と、いましていることを教えてください

るり
るり

津田るり。宮崎で『ワイオピピ』というクリスタルショップのオーナーをしています

 

真理
真理

いつからですか?

るり
るり

ちょうど20年経ちましたが、99年7月3日からです

 

真理
真理

長くお店をやるコツはなんですか?

るり
るり

支出を収入以下に抑える?……考えてやってはないです(笑)

 

真理
真理

どうして宮崎でクリスタルショップをしようと思ったんですか?

るり
るり

それまではディズニーランドで働いていたり、浦安の地元誌で編集したりしていたのですが『シーガイア(※)の立ち上げに行かないか』と誘われて、宮崎に帰ってくることになったんです。

※宮崎観光の復興をめざして立ち上げられた宮崎県や宮崎市の出資による第三セクターのリゾート施設

 

宮崎でシーガイアの仕事を5年ぐらいしたあと、朝早くから夜中遅くまで……というハードスケジュールに疲れてきて、そろそろ違うことしたいなという感じになったんです。ちょうど切れ目のときに、ちょっとお休みしたいなという気持ちになって、ニューヨーク、カリブ、ハワイをまわったんですね。

 

で、ハワイへ行ったときに、朝に海へ行ったら、おじいちゃん、おばあちゃんたちが浜辺に座って朝日を見て、泳いだり、瞑想したり、本を読んだりしたあとで、パン屋に出勤してパンを作りに行ったりするのを見て『あ~豊かだな~』って思ったんです。生活全体が豊かだなと。

 

それまでは、自分のしたいことを仕事にしていて、充実していたんだけど、好きなことをすると、のめり込んで、生活がおろそかになる……という感じだったんだけど、その人たちを見て「豊かだな~。こういう生活がしたい」って、初めて思ったんです。

 

でも『こういう生活をしたい』と思ったところで、人に使われる仕事だと自分の時間軸で動けないので『自分でやるしかない』って。それで『じゃあ、お店かな……』と、特に売りたいものも何も決まってないのに(笑) とりあえず、お店をやるってことだけ決めたの。

それで、ハワイでもいろいろ売るものを買ってきたんだけど、こういう風に旅行で買ってきたものを売れたらいいなって思って

 

真理
真理

それじゃあ、はじめからクリスタルショップをしようと思ったわけではなく?

るり
るり

そう、クリスタルショップをしようではなく『自由な生活をするため』の形態として、お店が一番、私に合っていたっていう

 

真理
真理

じゃあ、それはるりちゃんにとって、人生のターニングポイント?

るり
るり

ものすごい、ターニングポイント

 

真理
真理

何歳?

るり
るり

32。それまでは時間を切り売りしていて、働いたら、お給料もらえたけど、それを自分でやるっていう……いま思えば不思議なんだけど、母親とか叔母さんとかに『こんな不景気にお店するなんて失敗するよー』って言われたんだけど『失敗したら、失敗するっていう経験が残るからいいわー』って……今は全然そんな風に思えないけど、星のまわりが良かったのかな(笑) タロットでいうと『14(※)』の年でアルケミーだったと」
※タロットの14は節制で意味は錬金(アルケミー)

 

真理
真理

22年前? いま、13の年だから、もうすぐ再びアルケミーになるね。

るり
るり

そうそう

 

真理
真理

その時にるりちゃんは何を大事にしたんだと思う?

るり
るり

人に使われたくない、自分で自由な時間がほしいっていうのと、人に関わられたくないっていう……(笑)  やっぱり自由な時間がほしいだよね

 

真理
真理

雇われは嫌だっていうことが、はっきりわかったっていうことね?
だから、社長になるしかない(笑)

るり
るり

そうそう。社長しかないから、そしたらお店っていう形態が一番いいだろうなって

 

真理
真理

32歳のるりちゃんは、誰からも支配されない、独立っていう生き方を大事にしたんだね?

るり
るり

やばーーーい。結婚できない理由って、それじゃない!?(笑)

 

真理
真理

誰にも支配されず、誰の言うことも聞かず……(笑)
自分の時間を自由に使うっていうことを、ハワイに行ったときにいいなーって思ったってことよね。

るり
るり

そう。お店を作ったら、不定休にして、自分が休みたい好きな時に休めるわと思ったんだけど、意外とオープンしたら、貧乏性だから、不定休だから、ずっと休まないという……(笑)

 

真理
真理

その20年前に大事にしたいと思っていたことの影響が、いま、あるんじゃない?
定休日を作ったり、自分が自由に使える時間を作れるようになってるよね。

るり
るり

オープンしたときは意外と自由にしてたんだけど、人を雇うってことをすると、ちょっとそれが難しくなるかな

 

真理
真理

話を聴いていると、るりちゃんは『いつも好きなことを仕事にしている人』ってことだよね?

るり
るり

そう、嫌なことはしないっていうのは、昔からそうもしれない

 

真理
真理

それもるりちゃんにとっては大事なんだよね。

るり
るり

「そう。だけど、意外と人からきたものを断りもしないんですよ。受け身で大抵は『どうぞ、どうぞ』って。耐えられないものは、耐えられないけどね」

 

ワイオピピ店内

 

真理
真理

これまでやってきて、何か面白いエピソードやハプニングってある?

るり
るり

いっぱいあるんだよね~ハプニングって(笑) いっぱいありすぎて困るんだけど『人との出会いが、自分を思いもよらないところへ連れていっている』っていう感じかな。

 

短大の時の友達と出会ってなければ、こうなってもいないし、浦安っていう土地を選んでなかったら、ディズニーにはいなかっただろうし、ディズニーランドで働いてなければ、シーガイアに誘われる出会いもなかったし、そこで知り合った人と会ってなかったら、たぶんお店もしてなかったと思う。

 

全部、人の縁から縁がつながって、人との縁のハプニングで人生の流れがつながっている感じ。選んだのは私かもしれないけど、その時々で、その人と会ってなければ、今の人生は絶対になかった

 

真理
真理

じゃあ、やっぱり人生で誰と会うかということが大事?

るり
るり

もうホント、そこだと思う

 

真理
真理

何か大きな出来事があったっていうよりは、人との出会いと、そこからまた縁ができていくことで、るりちゃんの人生が動いていくということで。

るり
るり

でも、お店にとっての、一番大きいハプニングはなんだったかっていうと、やっぱりハワイのあの朝の景色としか思えない

 

真理
真理

ちょっと時間がズレてたら、その出会いもなかったもんね。

るり
るり

そう、あの朝の出会いがなかったら、価値観が変わらなかったと思う。そしたら、日本に戻って、また別の仕事を探してたかもしれない。そして好きな仕事してるけど、自分で料理作る時間もない……とか。いつも時間ロスな感じになって、生活も大事にできず、どこかにモヤモヤが溜まる……みたいな、そんな生活を繰り返してたかもなって

 

真理
真理

じゃあ、その人生や自分の時間を大事にしたいという、それは今、できてますか?

るり
るり

やっとできるようになったかも。これまでは遠慮みたいな感じがあって、人を雇ってるから、自分の時間をあまり作らないで『社長たるもの、働かねば。従業員を食べさせるために』みたいな意識がどこかにあったと思うんだよね。思いきり100%の時間を大事に使うってことがあまりできなくてね。それが少しずつ、できるようになってきているなと

 

真理
真理

そうなったきっかけは何かある?

るり
るり

帯状疱疹になったのと、プラス、お金の心配がちょっとなくなってきたっていうのがあるかな。その両方

 

真理
真理

お金と健康。

るり
るり

そう。その通り(笑)

 

真理
真理

自分のために時間を使うことが、人生を豊かにするね。
じゃあ、今、自分のために何をしたい?

るり
るり

今年の誕生日に書いたんだけど、会いたい人に会い、行きたいところへ行き、したいことをすると。で、特に会いたい人に会いに行くということをしたいなという感じに今はなっています

 

真理
真理

ということは、またなんか動きがあるね。人の縁で動く人だから。

るり
るり

今のところ、こういう風にしたいんだという展望はないんだけど、それも、人と出会ってからかもね。いま、するとしたら、ハワイで思った『こんな生活がしたい』の、そんな生活がまたおろそかになっている感じがあるので、それをちゃんとしたいな。たとえば部屋を整えるとか、そういうことがしたい感じです。日常を大事にしたいと……マジェンタ(※)の人やな(笑)
※マジェンタの色の言語に小さなものへの愛というのがあり、それは些細な日常を大切にする意識を指します

 

真理
真理

そのハワイで憧れた生活というのは……

るり
るり

おじいちゃん、おばあちゃんや、普通の人たちが、ビーチで朝日をのんびりと見て、泳ぎたいときに泳いで、本を読んだりしてから、出勤する……みたいな。ハワイの豊かな自然と戯れて、好きなことをしてから、仕事へ行く余裕があるっていったときに、あれ? 宮崎は海も空もあって、自然が豊かじゃないかって『東京にはもう戻りません』という手紙を書いて、社長に送って、やめることにしたんだんよね

 

宮崎の海

 

真理
真理

じゃあ、宮崎はるりちゃんにとって、どんな土地ですか?

るり
るり

ここが私のふるさとなんですよ。やっぱり一番、落ち着く土地だと。東京にいたときはどこか落ち着かなくて。東京だとアパートだったから、仮住まいで、どこか落ち着かないのかなって思ってたんだけど、宮崎に帰ってきて、シーガイアを立ち上げるときもマンションを借りていたんだけど、そのときは借りものではなく『落ち着いた』っていう感じがあったんですよ。だからやっぱり、東京と宮崎の違いだったんだなと。アパートを借りているか、どうかの違いではなくて、特定のなにかがあったんだなーと思う。本当はもっと後に定年が過ぎてから帰ってくる予定だったんです。全然早いんです、26で帰るなんて

 

真理
真理

東京もいたい場所だったと。

るり
るり

そう、東京は友達もたくさんいたし、楽しかったから、ずっといて、60になってとか、定年になって、年寄りになってから帰ってくるところかなと思っていたから、予定外なんです

 

真理
真理

じゃあ、そこもすごいターニングポイントだね。

るり
るり

確かに、宮崎に誘われて、東京から帰ってきたところも、すごいターニングポイント。帰ってこなかったら、私は東京でキャリアウーマンになっていたかもしれない

 

真理
真理

その時もたぶん、ひとりだね。キャリア・ウーマンになってた時も(笑)

るり
るり

おいおい、インタビュアーが余計なことを言ってる!!(笑)

 

真理
真理

興味深い、面白い話がいろいろ聴けました!!
次の人を紹介してもらう予定ですが……。

るり
るり

ちゅんを紹介する予定です。ディズニー時代の友達なんだけど、とにかく何が面白いかっていうと、自分で創造したバッグを作っているというのも面白いんだけど、東京から京都、京都から今度は徳島と、まったく縁もゆかりもない土地に行って住んでいる、というのが特に面白くて。普通はすこしは関わりがあるところに行きそうなものが、まったく縁のないところに行くというのが面白いなと思って、この人を紹介したいと思います。

 

私は宮崎が大好きっていうのもあるけど、宮崎以外に行こうと思わないもんね。しかも友達がいて、何度も通っていて……というのでもなく、ラジオで流れてきて、とか、そんな理由で行くんですよ。30年来の友達です

 

ということで、次回は徳島に住む山口智美さん。通称ちゅんちゃん!!です。

るりさん、どうもありがとうございました~!!

 

津田るりさんのお店
クリスタルショップ Wai-o-pipi ワイオピピ
https://www.wai-o-pipi.com/

 

インタビュアー:
北條真理

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