『世界がもし100人の村だったら』 / 池田 香代子 再話 / C.ダクラス・ラミス 対訳

この本を買ったのは、20年近く前です。その頃よりも、さらに世界の人口は増えています。情勢も変わり続けているので、本のなかの数字は今は少し違うかもしれません。イヤ、もしかしたら同じだったりして……。

内容は「世界がもし100人の村だったら」という、タイトルの通りです。

世界には、63億人(2001年発行現在)の人がいますが、もしそれを100人の村に縮めるとどうなるでしょう。100人のうち女性が52人です。男性が48人です。

こんな風に、様々なことを100人のなかの比率で書かれています。100人の内訳で書かれると、現実が強烈に飛び込んできます。

ほぼアジア人じゃないか⁈ とか
英語をしゃべる人って意外に少ないんだ とか

字が読めない人が、こんなにいるんだ、とか、家のどこかに小銭が転がっているって、奇跡に近いことなのかもしれない、とか。

日本が恵まれていることも、自分が恵まれていることも、もちろん知っています。ですが、100人の村としての数字を見ると、胸に刺さります。

本をめくるたびに、あなたがが持っている何もかもが、どれだけ貴重なことなのかが分かるでしょう。安心して夜を過ごすことが出来ること、怯えることなく外を歩くことが出来ること。

どれもこれも、あたりまえではないことを、数字が教えてくれます。

現実を肌で感じて、いろんなことを感じるでしょう。そしてきっと、最後の方では、どう生きようか!と、考え始めるのではないでしょうか。

この本の好きなところは、胸がヒリヒリするような事実を突きつけられるのですが、最後にあたたかい気持ちになる希望が書かれているところです。

 

この本に書かれている内容は、元々、Eメールだったそうです。パソコンに届いたメールに感動した人が、友人に送り、そしてそのまた友人へと広がっていったのだそうです。世界中を駆け巡った1通のメールですが、最初に書いたのは誰なのでしょうね。

この本を作られた、池田香代子さんも、友人からメールを受け取った1人なのだそうです。

この記事を書くために、久しぶりに開いてみました。わたしに、何が出来るかは分からないけれど、知ることの大事さを、あらためて感じています。

この内容がメールで広がったように、この記事を読んでくれた人が「世界がもし100人の村だったら」を読んで、大事な人に伝えてもらえたら嬉しいです。

世界がもし100人の村だったら

『世界がもし100人の村だったら』
池田 香代子 再話
C.ダクラス・ラミス 対訳
(Amazonへ)

スポンサーリンク
スポンサーリンク
本・映画
北條 真理をフォローする
宇宙図書館 No.9
タイトルとURLをコピーしました