今回は、驚くべき感情と身体のつながりについて書いてみたいと思います。
わたしはオーラソーマを教えています。ティーチャーになるには論文を書いて、それが合格すると「ティーチャー・トレーニングコース」に参加することができます。
ただ論文が合格したとしても、ティーチャーのトレーニングコースが開催されることはめったにありません。ですから開催されるタイミングで是が非でも受けたいと思っていました。
無事、論文が合格して数ヶ月後に東京で開催されるティーチャーのトレーニングコースに申し込みを済ませました。同時に少しフライングですが、デビューコースの日程も決めて、申し込みも受け付け開始していました。
前のめり(笑)
コース開催の少し前に、わたしはフランス旅行をしたのですが、その行きの飛行機のなかで異常に足がむくんでしまったのです。それも片方だけ。
どちらの足だったのか記憶が定かではないのですが、右足だったような気がします。
足首から下がパンパンにむくみ、飛行機から降りるときに靴を履くのも大変でした。そしてそのむくみは、フランス滞在している間ずっとそのままだったのです。マッサージしても何をしても良くならないこの症状が謎でした。
そういうこともありながら、楽しいフランスの旅が終わり成田空港に到着。携帯の留守番電話を確認すると、ティーチャーのトレーニングコース中止の連絡が入っていました。
コースが始まる予定の1週間か10日くらい前だったように記憶しています。
この現実がショックで仕方がありませんでした。しかも今後いつ開催されるかも分からないという返事に、わたしはブチ切れ‼︎
いつティーチャーになれるのかも分からないのに、勝手にデビューコースの申し込みを受け付けてしまっているし、もうなんなんだ!
こういうときに考えるのは決まって
ティーチャーになるなっていうこと?
なんていうことばかりです。いいことなんて考えられません。
宇宙図書館の推奨図書にマーリちゃんが挙げていた『自分を愛して』という本には「足の先に症状が出るときは、自分の意志に強制的にストップがかかったときです」というようなことが書いてありました。
前に進んでいるときに、突然シャッターが下ろされ、ストップするために足の先にたくさんのエネルギーが溜まってしまうという感じでしょうか。
まさにです。わたしに起きている事象はまさにその通りでした。身体はなんと正直なのでしょう。
中止になったティーチャーのトレーニングコースの日程に、ちょうど宮崎でオーラソーマのコースが開催されることになっていたので、わたしはそれに参加することにしました。
きっとわたしは、朝から不平不満たっぷりのシェアをみんなにしていたと思います。
休み時間に「どれくらいむくんでいるの?見せて」と言わたので「絶対引くよ、ゾウの足だよ」と靴下を脱いで見せると
えっ⁉︎ 普通やん
あのパンパンにむくんでいた足がいつもの足に戻っていたのです。
ウソ⁉︎
朝出かけるときもパンパンだったはずなのに、すっかり元に戻っていました。
「なーんだ! わたしはオーラソーマのコースに参加したかったんだ。なんでもいいからインナージャーニーがしたかったんだ‼︎」と気づきました。
身体はなんと正直なのでしょう(2回目(笑))‼︎
心がそのまま身体に現れる体験をしました。そしてこのストップがかかったことで、わたしはどれほどティーチャーになりたいのかを確認することができたのです。
もしこの悔しい体験をしなかったら、コースをするにあたり少し態度が違ったかもしれません。
必要なことしか起きていないのを感じます。ですがその瞬間にはなかなかそうは思えませんね(笑)
あっ、無事にその翌年にコースが開催されティーチャーになることができました。