殿の席

前にも紹介したことのある高松の栗林公園に、またしても遊びに出かけてきました。高松へ行くたびに連れて行ってもらうので、かれこれ年に2~3回は行くのですが、この日は栗林公園が好きすぎて東京から引っ越してきたという男性と遭遇。年に100回は来ているという気合いに、ものすごい栗林公園愛と情熱をひしひしと感じました。

この日は公園内の池をめぐる周遊和船に乗ってみました。25分ほどで620円ですが、これがすっごく楽しい~。船頭さんがいろいろと栗林公園の歴史や見どころを案内してくれるうえ、陸から見るのとは異なる船上からの景色が見られます。

船で巡る南湖には、いくつかの築山があります。公園内のもっとも大きな茶室でもある掬月亭のお座敷の目の前にも築山があるのですが、そこの紅葉は藩主の席から最も美しく見えるように高さや大きさを調整して造られているので、ぜひ見ることをお勧めされました。しかもそれだけでなく、公園の背後にある紫雲山から龍脈がこの池に向かって流れ込んでいるのが、ちょうど茶室の藩主の席を貫くように通っていることが、風水上に設計されているというではありませんか。

そりゃあ、ぜひそこに座って築山を眺めてみなくては!ということで茶室へ向かいます。

和船のチケットを持っていると、お抹茶とお菓子のセットが700円から500円に割引になりました。ここでお茶を飲むと、あとは好きなだけお座敷にいられます。

藩主の席といえば、一番大きなお座敷のなかでも、上座にあたる床の間の掛け軸の前でしょう。さっそく座ってみると……おおおーーーー。これはすごい。床の間の中心から1.5~2mぐらい前のあたりでしょうか。そこに座って正面を向いていると、ズドーンと床の底のほうからエネルギーが突き上げてくることが感じられます。

しかも、これがすこしでも左右にズレると、もう違うのです。体感としてズドンと突き上げてくるのを感じられるのは、やっぱり中心の殿の席だけ。前過ぎても、後ろ過ぎてもダメ。中心の程よい場所に座っているときだけ、とても力強いエネルギーで全身が満たされることを感じるし、庭園の隅々までよく見えて、ものすごい落ち着きがあります。ふいに「ああ、このまま150年ぐらいはここに座っていられそうだな~」という気分になり「これが継承か!!」と腑に落ちました。

藩主の席からの眺め…ひたすら美しい

ここに座っていいのは、 自分の分身である直系の子だけなんだろうな。江戸期の庶民は近づくことさえ、許されなかったであろう藩主の庭園の、龍脈が通る殿の席に、ありがたいことに今は誰でも数百円で座ることができます。

高松にお出かけの際は、ぜひ龍脈の貫く殿の席を体験してみてくださいね。

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