エターナル・サンシャイン

ずいぶん経ちましたが、明けましておめでとうございます。新しい一年が始まりましたね。

今日は2月のバレンタイン・デーにぜひ見てほしい映画を紹介します。

奇想天外な映画「マルコヴィッチの穴」の脚本家チャーリー・カウフマンが書いたこの恋愛映画は、やはりなかなか奇想天外な恋愛ストーリー。

バレンタインの季節。ジム・キャリー扮するジョエルは、ケイト・ウィンスレット扮する元恋人クレメンタインが、ジョエルとの記憶を消す手術を受けたと知ってショックを受けます。そして、自分も彼女の記憶を消すようお願いして、実施させるのですが、ジョエルは無意識に術中に抵抗を始めて……。

自分の汚点や、傷ついた過去を消したいというのは誰もが思うことかもしれませんが、実際に消すことができるとしたら、あなたは記憶を消したいですか?

クレメンタインは消したいと思ったのです。恋愛で受けるダメージや傷は大きいもの。大好きな人だからこそ、言われた一言やされたことによる傷は大きい。さらに、その人とのいい思い出もたくさんあるから、余計につらい。

別れてもやっぱりあの人とは離れられないと思ったり、いやまた傷つくだけだから、もう終わりにしたい、という気持ちを行ったり来たりしますね。

ジョエルも全く同じです。彼女の記憶を消すと決めたのに、記憶をさかのぼっていくにつれて、悪いことばかりではなかった、むしろこんなに楽しい時期があり、こんなに彼女を愛していたということに無意識下で気づくわけです。

そして、抵抗してはみたものの、手術は無事成功して終わります。

しかし、また出会ってしまう……。記憶を消した2人なのに。覚えてるはずはないのに。

これは、縁というか、運命というものでしょうか?

ソウルメイトと呼ばれるものかもしれません。学ぶことがたくさんあるからこそ出会った縁。

ソウルメイトとは、決してラクで、物事がスムーズにいって、ルンルンな相手ではなく、お互いにイライラさせて、心が冷たくなり、苦しくてしょうがない、そんな相手なのかもしれません。

離れてもまた魂で呼び合う、そういう人。そして、けんかしたり、わめいたりしながらも、一緒に生きる。

最後の「OK」というジョエルの一言。

それでいいじゃないか。これぞまさに相手のそのままを、そしてありのままのふたりを受け入れていくということ。なんて重くて、軽い一言でしょう。

もしかすると未来にはできているかもしれない、記憶を消失させる手術。

そんな未来であっても、男女の中はアナログでいつも悩みのタネで、最高で、このストーリーはいつの時代でも変わらない恋愛の普遍性を描いてるようです。

そんなことを考えなくても雪の積もる海や、そこにベッドが置かれてる風景、モントークの駅の感じ、凍った湖に2人が寝っ転がるシーンなど、いいシーンがたくさんあります。

私も初めて見たとき、最初の13分で「この映画好き!」と感じました。

美しい映像を見るだけでもきっと楽しいはずです。

いつも顔をくしゃくしゃにしながら、早口でずっとしゃべりまくるジム・キャリーが、無口で演技をおさえていて、渋いのもいい(笑)

ケイト・ウィンスレットの狂気がありそうでいて、とても純粋な感じの演技もとてもいいです。

ぜひ、バレンタインの季節に見てみてください。

あ、この映画は、時間軸があちこち飛ぶので、少し混乱するかもしれません。カギは、クレメンタインのヘア・カラーですよ〜。

《この映画はこんな人にオススメです》

★あまり見たことない恋愛映画を観たい人に

★ソウルメイトに憧れを持ってる人に

★恋人やパートナーとけんかした時に

★美しい映像を楽しみたい人に

★運命を信じたい人に

★バレンタインに一人の方に

エターナルサンシャイン
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