戸隠の旅③ 天命稲荷と公明院

戸隠の旅③ 天命稲荷と公明院

戸隠へ来たのであれば立ち寄りたい場所は他にもあります。

前回と前々回でご紹介した戸隠五社とうずら屋で目一杯になってしまったら、翌日にしてもいいかもしれませんが、レンタカーがあれば、今回ご紹介するこちらの二カ所も含めて1日でまわれるルート。

五社に加えて、訪れたい場所の一つ目は「天命稲荷」です。

ここには鏡池から向かうことになるので、まず鏡池へ行きましょう。

鏡池へのアクセスは、車か歩きになります。中社と奥社入口の中間あたりに位置していて、中社から車だと7~8分、歩くと40分程度。オンシーズンはシャトルバスが出ているので、車のない人は、そちらが便利だと思われます。

鏡池

ちなみに鏡池の前に建っているレストハウスの「どんぐりハウス」には、ガレット専門店が入っているのですが、ここのガレット、とても美味しいです。

ガレット

「信州づくしガレット」には長野の食材がふんだん使われていますし、デザート用の信州リンゴのガレットもたまりません。

定番のチーズのガレットなどもあるので、お友達と出かけてシェアしたいところ。

前回ご紹介した、うずら屋に寄ってなお、お腹に余裕のある人や、あるいは泊まって2日目のランチに、テラス席から鏡池と戸隠山を眺めながら美味しいガレットをいただくのがおすすめです。

 

この鏡池から脇道に入って、山中を歩くこと15分ぐらい。

緑の中に朱の鳥居のまぶしい天命稲荷が現れます。

天命稲荷

このお社は永い間、歴史の彼方に埋もれていたといいます。

地に眠る神霊の声を開いて、山中にここを見つけ出したのは姫野公明師。
明治生まれの女性の修験者さんです。

中国で修業したのち、霊告によって戸隠山へやってきて、戸隠神社の奥社付近で2年半ほどの苦行を敢行したのち、中社と奥社のあいだに公明院を構えました。

この公明師が天命稲荷を霊感に­より、見つけ出したといわれています。

山中にあって、厳かで静謐で、凛とした公明師のお人柄が映し出されているかのような神社。

小さなお社ですが、とてもパワフルですから、ぜひその空気感を体感したい方は足を伸ばして下さいね。神社までの道のりもとても、心地よいです!!

天命稲荷

そして天命稲荷と合わせて行きたいのが、姫野公明師のひらいた公明院です。

ここはもう境内に足を踏み入れただけで静浄で気品あふれる聖地であることが感じられるでしょう。

神仏習合の寺院であり、本殿には天照大神、仏教でいうところの十一面観音が祀られています。

また、ご本尊は延命菩薩地蔵。

お参りしていると、ものすごいパワーが秘められていることが、ヒシヒシと感じられます。

拝殿の天井には大迫力の龍王の姿が描れていて、住職さんにお願いすると見せていただけます。

オンラインでの公開は禁じられているのでアップできませんが、自分のために写真を撮ることは OK なので、実際にお出かけになって、ぜひ、そのパワフルな姿をおさめてくださいね。

境内の奥にある公明師の墳墓からは戸隠山を臨むことができ、ここも独特の雰囲気と神聖さが漂うのを感じます。

境内には他にも、世界大戦で亡くなった全世界の英霊のための宝筐印塔もあります。

これは仏教神道、キリスト教のシンボルが彫られた塔であり、すべての人々を慰めるためのもの。

宝筐印塔

昭和25年に開眼式を行ったのは昭和天皇后の父であり、上皇陛下の祖父にあたる久邇宮殿下です。

公明師は明治天皇の叔母にあたる人から剃髪してもらっていることから、皇室ゆかりの人物といわれており、姫野という名の示すように明治天皇のご落胤ともいわれます。

その関係か、多くの皇室関係者や政財界の大物たちがこの院にやってくるらしいですね。

いわれてみると、この凛とした雰囲気は、皇室ゆかりの土地や神社と共通するものがあります。

高貴な血筋に、高い霊力を宿し、氷点下20度の雪深い山中に数年こもって修業なさるなど、常人離れした精神の姫野公明師。

そのすがすがしい生き様をたっぷりと感じられるような聖地を、ぜひ、お出かけになって、感じてみてください!!

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