『なんていいんだぼくのせかい』 / 著 荒井良二

大好きな絵本作家、荒井良二さんの作品です。
わたしは、荒井さんの描く絵に惹かれます。
まるで子供が描いたような(褒めています‼︎)可愛らしさが特徴的な画風。

この絵本は、友人からプレゼントとして、出張先のホテルに送られてきました。
どうしても、この日に贈りたくなったのとメッセージが。

表紙を見た瞬間、ワクワクしました。

一瞬で明るい気分になれる黄色の背景とちいさなこどもの絵。

帯には、「300年後の子供たちへ。どんな時代でも子どもは未来なんです」と書かれています。

本を開くと、ちいさないえにこどもがうまれた……の文字が。

ちいさなこどもがうまれ「なんていいんだぼくのせかい」をたくさん発見し体験します。

なんていいんだぼくのせかい。
なんておおきいんだぼくのせかい。

元気いっぱい、ぼくのせかいを冒険するこども。

それから、こどもがないた。
なんていいんだぼくのせかいから、こどもがないたせかい。

いったいなにがあったのだろう……絵の表情や色から想像します。
いったいなにが奪われたのだろう。
悲しくなります。
すごく悲しくなりました。

しかし、ないたこどもは、そこで終わりではありません。

この絵本の見事なところは、少ない文章で読み手の感情を動かすところ。
こどもが楽しそうにしているページでは、一緒にワクワクし。
こどもがないているページでは、心が痛み。

そして、そこからこどもがどうしていくかに込み上げてくるものがあり。
勇気をもらい、希望へのメッセージを受け取ります。

少ない文章とかわいらしい絵で、生きることの本質が描かれています。

なにもしなくても、最初から与えられていた「なんていいんだぼくのせかい」
そのせかいが消え失せたとき、どうするか。

ないておわるのか、
怒っておわるのか、
運命のせいにしておわるのか、

それとも……。

 

地球に生きるわたしに「いまあなたはどうしますか?」と友人からのプレゼントという形で問わているような気がしました。

なんていいんだぼくのせかい
なんていいんだわたしのせかい

そのために

いま、あなたはなにをしますか? なにを選びますか?

 

絵も言葉も可愛らしいので、読み聞かせにもオススメ‼︎

地球に住む人々、こどもにもおとなにもぜひ読んでほしい一冊です。

なんていいんだぼくのせかい

なんていいんだぼくのせかい
著 荒井良二
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宇宙図書館 No.9
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