この本を説明するときに、「ダン・ブラウンのダ・ヴィンチ・コードみたいな本」といつも表現しています。
そのあとに続く言葉は「あれよりも、もしかしたら好きかもしれない」と(笑)
「ダ・ヴィンチ・コード」は、トム・ハンクス主演で映画にもなっていますし、それ以降の作品も大ベストセラーでシリーズで映画化されています。
言うまでもなく、面白いです。大好きなので、ダン・ブラウンの本のご紹介もいつかしたいです。
「待ち望まれし者」は最初、ノン・フィクションとして自費出版からはじまったそうです。
その後、大手出版社から小説の形にして再出版されて、世界40ヵ国で翻訳されて、欧米ではベストセラーになっているみたいです。
日本では、どうなんだろう。あまり知られてはいないのでしょうか。
だとしたらもったいない‼︎ この本を読んでいないなんてもったいないです‼︎
熱くなってしまいました(笑)
「ダ・ヴィンチ・コード」は、イエス・キリストを題材にした物語ですが、この作品は、マグダラのマリアをメインに書かれたものです。
キリストも出てきますが、マグダラのマリアの物語です。
キリストには、実は妻がいた‼︎ その妻だったんじゃないか⁈ と言われているのが、マグダラのマリア。
主人公のモリーンは、作家の女性です。
エルサレムを旅していたときに、幻視を見ます。
モリーンは、自分がかつてマグダラのマリアだったことを思い出す。
そんな風に物語がはじまります。
ノン・フィクションとして最初に出版されているので、主人公のモーリンの物語は、著者キャサリンに実際に起きたことなんでしょうね。
マグダラのマリアは、長い間、娼婦として罪な女として語られてきました。
ところが、キリストの伴侶だったことは、ずっと隠されてきた真実だと言われています。
いったい、マグダラのマリアとはどういう人物なのか。
ほんとにキリストの伴侶だったのか?
どうして隠されなければいけなかったのか……など興味深いです。
元々、マグダラのマリアが気になっている人にとっては、面白くてたまらないはず‼︎
そして、キリストは、どういう人物だったのか。
キリストは、ほんとは何を語っていたのか、なにを伝えようとしていたのか。
もうね、ビックリですよ‼︎
いままで教えられてきた話とは、ぜんぜん違います。
裏切り者のユダのことにしてもそうです。
ユダについては、泣きました。
いままで聞いてきた話とまったく違う‼︎
わたしは、この本を読んで、物語かもしれないけれど、こっちが真実だ‼ ︎と思ったんです。
キリストが語っていたことは、きっとこれだ‼︎
こんなに美しく大切なことが、どうして隠されなければならなかったのか⁈ とイラっとしました(笑)
マグダラのマリアとイエス・キリストの愛の物語。
イヤ、それだけではありません。
わたしたちが、人と出逢う意味、お互いが惹きつけられてしまうわけ。
そして、そこに生まれてきた目的があるということ。
キリストが伝えたかった「愛の言葉」がこの本に書かれています。
ぜひ読んで欲しいです‼︎